教育ローンを借りられる金融機関

家庭で教育費用を捻出できないときの対処方法としては、学生本人が借りる「奨学金」が一般的です。

ほかにも、保護者が借りる「教育ローン」がありますので、以下に紹介します。

教育ローンは利子がありますが、入学前でも振り込まれる点や、高額な金額が借りられる点がメリットです。

国の教育ローン

最高350万円まで、固定金利で借りられます。受験前でも申込み可能で、日本学生支援機構の奨学金と併用もできます。

以下に紹介する民間のローンよりも利率が低く、対象者が広いので、総額３５０万円以下で足りるのであれば、こちらを選べば問題ありません。

さらに、特例条件があるため、民間の教育ローンの審査では落ちてしまうような人もローンを組める場合があります。

全国にある日本政策金融国庫の店舗、あるいは、インターネットで申込みが可能です。また、銀行などの金融機関でも申込み可能です。

なお、沖縄県の場合は、沖縄振興開発金融公庫が実施しています。

労働金庫（ろうきん）が実施する教育ローンです。

日本学生支援機構の「入学時特別増額貸与奨学金」を予約した学生を対象に、入学初年度に必要な費用を融資しています。

入学前に、最大５０万円の資金を借りられます。

ただし、返済は、「入学時特別増額貸与奨学金」+「利息」を一括で返済する必要があります。

最大５００万円借りられます。高校、高専、短大、大学、専修学校等に必要な入学金や授業料などの学費に利用できます。

最大３００万円借りられます。学校、塾、予備校等に納付する資金や、他金融機関で借入中の教育ローンの借り換え資金にも利用できます。なお、有担保型もあります。

一般大学の場合は最大500万円、医学・歯学・薬学系の場合は最大1,000万円までの借入が可能です。すべての申込み手続きがWebで完結します。

最大３００万円借りられます。教育関連資金全般および他金融機関等の教育ローンの借換資金に利用可能です。

最大５００万円借りられます。幼稚園〜大学院まで、さらには予備校等の学校に納付する資金などに利用可能です。

最大１０００万円借りられます。中学〜大学までの教育費や自己啓発資金などに利用可能です。ネットのみで手続きが完結します。

最大１０００万円借りられます。近畿2府4県に居住または勤務している場合に利用できます。

通常は最大５００万円まで、医学部・法科大学院であれば最高１０００万円まで借りられます。幅広い教育費用に利用可能です。

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