書くことがないときの奨学金の申請理由の例文
十分にゆとりをもって進学したいという理由で、とりあえず奨学金を借りたい場合はあると思います。
しかし、いざ、奨学金の申請理由を書くとなると『何も思いつかない』ということがあります。
そんなときのための申請理由に使える家庭事情の例文を紹介しますので、参考にしてください。
200字以内の例文
- 家庭が低所得ではない。
- 母子家庭や父子家庭(ひとり親)ではない。
- 保護者がきちんと働いていて収入がある(無職や、病気などによる休職をしていない)。
- 自分は一人っ子で、ほかにお金のかかる兄弟姉妹はいない。
- 家が自然災害にあってもいない。
これらのように、特殊な事情がなくても、奨学金を借りることはできます。
たとえば、つぎのような理由を書くと良いでしょう。
例文:自立したい(196字)
私の通う大学は、年間の授業料として「約●●万円」が必要です。
さらに、教材費や研究活動費にも年間で「約●●万円」が必要と言われています。
4年間を合計すると、とても高額なため、私の親は「学費を負担する」と申し出てくれています。
しかし、それは親に貯金を切り崩してもらうことであり、親に迷惑をかけてしまいます。
私は、親を頼るのではなく、奨学金を借りることで、自らの責任で学校に通いたいと考えています。
例文:親に借金を背負わせたくない(199字)
私の通う大学は、年間の授業料として「約●●万円」が必要です。
さらに、教材費や通学費に年間で「約●●万円」が必要です。
いずれも高額であるため、私の親は、教育ローンを組んで学費を支払うつもりでいます。
しかし、教育ローンの利子は、奨学金の利子よりも高く設定されていますし、親に借金をさせてまで大学に通うのは心苦しく感じられます。
そこで、私は奨学金を借り、自分で費用を負担して学校に通いたいと考えています。
例文:親に反対されている(198字)
私の両親は、私が大学へ進学することを反対しています。
親からは学費の負担を拒否されていますので、私は自分で学費の支払いをしなければなりません。
アルバイトをして学費を稼ぐことを考えましたが、2年や3年になると、実習や研究活動、就職活動で忙しくなり、アルバイトをする余裕がなくなることが予想され、確実に支払いができるかどうか不安な状況です。
安心して学業に専念するために、奨学金をお借りしたいと考えます。
経済状況に関係なくもらえる奨学金もある
なお、日本学生支援機構の奨学金は、学費を支払うのが難しい人向けの奨学金ですが、ほかにも、家計の状況に関係なく「学業を頑張りたい」などの理由で、給付型の奨学金をくれる団体が数多くあります。別の記事に掲載していますので、参考にご覧ください。
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